【三和presents相続の話】『相続と争族を体験して⑩』
2023.02.02
私の宗派(真言宗)のお通夜では、一晩中、おりんを鳴らす。死者が善光寺まで歩いていく道しるべ、という意味合いらしい。母親の孫4人で10時~12時~2時~4時と2時間交代でおりんを鳴らすよう指示し、私は寝ることにした。私の父親の時は従兄弟が私たち兄弟に「お前らは寝てていいから」と言って、一晩中おりんを鳴らしてくれたことを思い出した。お通夜の夜、私は母親の夢を見た。私が「これから“始末”をしないといけないことがあるだろう」と聞くと、母親は「私はきちんと“始末”はつけているから」と答えた。その“始末”とは、当時兄弟のうちで私しか知らなかった、相続の波乱要因の一つのことであった。
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